当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

おせちが完売する時期はいつ?【2027年版】郵便局は締切を待たず10商品すべて完売していた

おせちの記事はどれも「早割の締切」を軸に書かれています。当サイトも例外ではありません。ですが今回、締切の2日前に各社の販売ページを開いて回ったところ、締切より先に在庫のほうが尽きている売り場に行き当たりました。

郵便局のネットショップです。スーパー早割の販売期間は2026年8月31日まで。ところが2026年8月29日の時点で、同社が「人気おせちを一覧で比較」として掲げているスーパー早割の10商品は、10商品とも「在庫がなくなりました」と表示されていました。締切はまだ2日残っていました。

この記事では、その実測結果と、各社が「完売」について公式サイトに何を書いているかを並べます。「完売」という言葉が社によって別のことを指しているのが、調べていて一番の発見でした。

※本記事の在庫表示・価格・販売期間は、2026年8月29日に各販売元の販売ページで確認した内容です。在庫は刻々と変わります。申し込み前に必ず各社の販売ページでご確認ください。

早割の記事は5本あります

先に結論

  • 郵便局のネットショップのスーパー早割は、締切前に10商品すべてが完売していた。販売期間は2026年8月31日までと表示されたまま、2026年8月29日時点で10商品とも「在庫がなくなりました」だった
  • 同じ売り場の他の14商品は、すべて在庫があった。完売しているのはスーパー早割の枠だけで、売り場全体が品切れなのではない
  • おせち特集ページは完売を反映していない。10商品ともスーパー早割価格つきで通常どおり掲載され続けている。一覧に載っている=買える、ではない
  • 完売の時期を公式に書いているのは博多久松だけ。「商品によっては11月初旬頃に完売となる場合もございます」と明記し、あわせて「キャンセル待ちはお受けしておりません」とも書いている
  • 「完売」の意味が社によって違う。商品自体が買えなくなる社(郵便局)と、早割価格が終わるだけで通常価格では買える社(匠本舗)がある
  • 完売しても価格が戻るとは限らない。郵便局の10商品には「9月1日以降も価格を変更し、継続して販売いたします」との注記が併記されている

郵便局のスーパー早割は、締切前に10商品すべてが完売していた

郵便局のネットショップは、おせち特集ページに「人気おせちを一覧で比較」という表を置き、そこに10商品を並べています。この10商品がスーパー早割の対象です。2026年8月29日に10商品の商品ページを1件ずつ開いて、在庫表示と販売期間を確認しました。

郵便局のネットショップ スーパー早割 全10商品の在庫(2026年8月29日に各商品ページで確認)
商品名 人数 品目数 通常価格 スーパー早割 値引き額 値引き率 在庫(8/29)
祇おん江口監修 和洋三段重 輝(かがやき)約4人前5025,500円16,200円9,300円36.5%完売
ホテルプラザオーサカ監修「ビストロ風オードブル重」約4人前3119,800円13,980円5,820円29.4%完売
北海道「蔵」監修 特選おせち「瑞彩堂」約3-4人前6825,800円18,980円6,820円26.4%完売
島中華蒸籠工房監修 中華おせち料理 一段重約3-4人前2119,980円14,980円5,000円25.0%完売
京都祇園料亭 や満文青木庵 華匠膳三段重約3-4人前5224,580円18,600円5,980円24.3%完売
京都祇園料亭 や満文青木庵 慶祥二段重約2-3人前4217,280円13,080円4,200円24.3%完売
京都割烹「味ま野」監修 おせち料理三段重約4人前5124,800円18,980円5,820円23.5%完売
膳人(かしはびと)和洋中三段重約4人前5335,980円27,980円8,000円22.2%完売
膳人(かしはびと)和洋中二段重約3人前5024,480円19,780円4,700円19.2%完売
千賀屋謹製 迎春おせち料理「千富士」和風三段重約6-7人前7233,260円28,980円4,280円12.9%完売
※価格は送料・税込。値引き額は特集ページの「◯円おトク!」の表記、値引き率は編集部が値引き額÷通常価格で算出しました。人数・品目数は特集ページの表記です。10商品とも販売期間は「2026年07月01日~2026年08月31日」と表示されたままでした。 ※スマートフォンでは横にスクロールできます

10商品すべてが「在庫がなくなりました」でした。値引き率は12.9%から36.5%まで開いており、値引きの大きさに関係なく、枠ごとまとめて売り切れているのが分かります。

「表示のバグではないか」を確かめた

10件が10件とも同じ表示になると、商品ページの雛形にもともと書かれている文言を拾っているだけではないか、という疑いが出ます。そこで対照として、同じ売り場のスーパー早割ではない14商品も同じ方法で確認しました。

対照:スーパー早割以外の14商品の在庫(2026年8月29日に各商品ページで確認)
商品グループ 商品数 販売期間 在庫(8/29)
おせち早割 博多久松(博多錦・舞鶴・Akasaka・Sakurazaka)42026年08月13日〜2026年11月18日4商品とも在庫あり
おせち早割 札幌市中央卸売市場発(北の漁師膳+きんき姿煮・北都膳・北の初凪・彩膳)42026年07月01日〜2026年11月18日4商品とも在庫あり
おせち早割 蟹(蟹甲羅もりおせち・蟹と肉オードブルおせち)22026年07月01日〜2026年11月18日2商品とも在庫あり
冷蔵生おせち・肉おせち(弘の肉おせち・三木半旅館「和」・洋風オードブル「集」・一献〜IKKON)42026年08月01日〜2026年12月11日4商品とも在庫あり
※合計14商品。スーパー早割の10商品とあわせて24商品を確認し、完売表示が出たのはスーパー早割の10商品だけでした。 ※スマートフォンでは横にスクロールできます

14商品はすべて在庫がありました。完売しているのはスーパー早割の枠だけで、雛形の文言を誤って読んだわけではないことが確かめられました。

あわせて分かったのは、スーパー早割以外の早割は販売期間が11月18日(水)まで、冷蔵生おせちは12月11日(金)までと、はるかに長く設定されていることです。8月31日という締切は、郵便局の売り場全体の締切ではなく、値引き幅の大きい特定の枠だけの締切でした。

特集ページは完売を反映していない

ここが読者にとって一番の落とし穴です。おせち特集ページの「人気おせちを一覧で比較」の表は、2026年8月29日時点でも10商品すべてを掲載し続けています。スーパー早割価格も「◯円おトク!」の表記もそのままです。商品ページを開いて初めて、在庫がないことが分かります。

一覧ページの掲載は「取り扱いがある」という意味であって、「いま買える」という意味ではありません。当サイトも8月16日に郵便局の4商品を調べた際、郵便局のおせちとメーカー直販を比べた記事で2商品の完売を記録していますが、そのときも特集ページの表示は変わっていませんでした。

各社は「完売」について何を書いているか

次に、当サイトが継続して追っている8社の公式サイトで、完売・在庫についてどう書かれているかを読み比べました。原文をそのまま引用します。

完売・在庫に関する各社の記載(2026年8月29日に各社の公式サイトで確認)
販売元 公式サイトの記載 時期の明示
博多久松「その年の状況により時期は前後いたしますが、商品によっては11月初旬頃に完売となる場合もございます。」「キャンセル待ちはお受けしておりません。」あり(11月初旬頃)
匠本舗「予定数に達した場合は早割価格での販売を終了する場合がございます。」なし
オイシックス「売り切れ次第販売終了となりますので、あらかじめご了承ください。」なし
郵便局のネットショップ「お申込みが限定数に達した場合は販売を終了させていただきます。」なし
グルメ杵屋「数量限定!毎年完売御礼の特製おせち!」「毎年完売の大HITシリーズ!」(いずれも販促の見出し・画像の代替テキスト)なし
板前魂「昨年、限定販売で即完売!」「昨年即完売の大ブレイク!」(いずれも商品の紹介文)なし
千賀屋完売・在庫に関する記載を確認できませんでした
京菜味のむら完売・在庫に関する記載を確認できませんでした
※各社の公式サイトの本文から引用しました。HTMLのコメント内に残っていた記述は、ブラウザに表示されないため除外しています。 ※スマートフォンでは横にスクロールできます

完売する時期を数字で書いているのは博多久松だけでした。「11月初旬頃」という目安に加えて、その年の状況で前後するという留保も付いています。他社は「予定数に達した場合」「売り切れ次第」といった条件の書き方にとどまり、いつごろかは書かれていません。

「完売」が指すものは、社によって3種類ある

読み比べて分かったのは、同じ「完売」でも中身が違うということです。3つに分かれます。

1. 商品そのものが買えなくなる(郵便局)

今回の郵便局がこれにあたります。在庫がなくなった時点でカートに入れられなくなり、販売期間が残っていても申し込めません。「お申込みが限定数に達した場合は販売を終了させていただきます」という記載のとおりの動きです。

2. 早割価格が終わるだけで、通常価格では買える(匠本舗)

匠本舗の記載は「予定数に達した場合は早割価格での販売を終了する場合がございます」です。商品が買えなくなるとは書かれていません。

実際、匠本舗の商品ページは「早割完売」の札と「在庫切れ」の表示を別々に持っており、どちらを出すかをページ側で切り替える作りになっていました(2026年8月29日に「京都祇園料亭『岩元』監修おせち 匠」の商品ページで確認)。この日はどちらも表示されておらず、早割価格14,600円のままカートに入れられる状態でした。早割の枠だけが先に終わり、商品は通常価格で残るという状態が、設計としてあらかじめ想定されているということです。

3. 販促の言葉として使われている(グルメ杵屋・板前魂)

「毎年完売」「昨年即完売」は、いずれも過去の実績や人気を伝える宣伝文句として書かれています。今年いつ完売するかを示すものではありません。当サイトでは、この種の表記を完売時期の根拠には使いません。

完売しても、値段が戻るとは限らない

もう一点、郵便局の10商品の商品ページには共通してこう書かれていました。

「※9月1日以降も価格を変更し、継続して販売いたします。」

10商品すべてに同じ注記があります。つまり9月1日以降、価格を変えたうえで販売が続く見込みです。ただし在庫が戻るのか、戻るとしていつなのか、変更後の価格がいくらなのかは、商品ページからは判断できません。当サイトでは確認できていないことを推測で補わないため、ここは事実の記載にとどめます。

この注記からもうひとつ言えるのは、「8月31日を過ぎたら買えなくなる」わけではないということです。早割が終わったあとに各社で何が起きるかは、早割が終わったあとの買い方で整理しました。

今回の実測から言えること

1回の調査から「おせちは何月に完売する」と一般化することはできません。今回確認できたのは、次の3点です。

  • 値引き幅の大きい枠は、締切より先に尽きることがある。郵便局のスーパー早割は、締切2日前の時点で10商品すべてが完売していた
  • 売り場全体が品切れになるわけではない。同じ郵便局でも、値引き幅が小さく販売期間が11月18日までの枠は14商品すべてに在庫があった
  • 一覧ページの表示は在庫を反映しないことがある。在庫は商品ページを開かないと分からない

締切日の管理と在庫の管理は別の作業だ、というのが実務的な結論です。締切の一覧はおせち早割の締切カレンダー2027にまとめていますが、そこに載っている締切より前に売り切れる可能性は、常に残ります。

よくある質問

おせちは何月頃に完売しますか?
社と商品によって大きく違うため、一律の時期は言えません。公式サイトに時期を書いているのは今回調べた8社のうち博多久松だけで、「その年の状況により時期は前後いたしますが、商品によっては11月初旬頃に完売となる場合もございます」と記載されています。一方で郵便局のネットショップのスーパー早割は、それよりはるかに早い8月の時点で10商品すべてが完売していました(2026年8月29日確認)。値引き幅の大きい限定枠ほど早く尽きる傾向は今回の実測で確認できましたが、1回の調査なので一般化はできません。
完売したおせちは、もう買えませんか?
社によります。郵便局のネットショップで完売した10商品には「9月1日以降も価格を変更し、継続して販売いたします」との注記が併記されていました。ただし在庫がいつ戻るのか、変更後の価格がいくらになるのかは商品ページからは判断できません。匠本舗のように「早割価格での販売を終了する場合がございます」という書き方をしている社では、早割が終わっても通常価格での販売は続きます。完売の意味が社によって違うため、その商品のページで確認する必要があります。
キャンセル待ちはできますか?
博多久松は公式サイトに「キャンセル待ちはお受けしておりません」と明記しています。他社については、今回確認した範囲でキャンセル待ちの受付に関する記載を見つけられませんでした。記載がないことは「受け付けている」という意味にはならないため、必要な場合は各社に直接お問い合わせください。
一覧ページに載っていれば買えるのではないですか?
そうとは限りません。郵便局のネットショップのおせち特集ページは、2026年8月29日時点でスーパー早割の10商品すべてをスーパー早割価格つきで掲載し続けていましたが、商品ページを開くといずれも「在庫がなくなりました」でした。在庫の有無は商品ページで確認するのが確実です。
この記事の在庫はどうやって調べましたか?
郵便局のネットショップのおせち特集ページから商品ページのURLを取り出し、24商品すべてのページを個別に開いて在庫表示を読み取りました。スーパー早割の10商品が「在庫がなくなりました」、それ以外の14商品が「在庫あり」です。10件が同じ表示になったため、雛形の文言を誤って読んでいないかを確かめる目的で、スーパー早割以外の14商品も同じ方法で確認しています。検索結果や一覧ページの表示は使っていません。

販売元ごとの記事

早割・価格の関連記事

この記事の出典